たーぼーん

月給13,000円のたーぼーんのレビュー・感想・評価

月給13,000円(1958年製作の映画)
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軽い気持ちで観て、愉しんだ。
ロカビリー勢を使って作った映画が篠田監督だとああなるが、あの頃の野村芳太郎監督だとこうなるのか。
序盤のたらい回しや、酔って気炎を揚げて朝になって正気に戻ると強い者に従ってしまうところ等は、黒澤明「生きる」が見え隠れする。脚本山田洋次は「生きる」がとても好きなのであろう。
小田切みきがどこにいたのかが、よく分からない。