まりりんクイン

コードネーム U.N.C.L.E.のまりりんクインのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
1.5
一応見る前の僕の感想そのまま載せときます。

最近にもなって未だにガイリッチー的な演出や編集パックってるのって正直いって古いしもうダサくね…?的なこと思ってたけど、
もう予告の編集がすでにキレッキレで、やっぱり本家本元は違うな感がビンビン。リッチーフォロワー共を蹴散らして欲しい。楽しみ。


-以下、鑑賞後-


えー、糞詰まんなかったです。
寝るかと思いました。

ガイリッチー師匠、マシューボーンに逆弟子入りしたら?

まあ、元々出来不出来に波が結構ある監督ではあると思うので(リボルバーの鬱っぷりにはビックリした…マドンナ!お前のせいだぞ!)こっちの感じ出ちゃったか…という感じではありますが。

予告のキレが素晴らしかったのと、
なにより今回も「相棒物」ということで、どうしても前作前々作である、そして僕が監督の作品で一番好きな「シャーロックホームズ」のような出来を期待せざるを得なかったのです。

というか、今回の企画でのガイリッチー監督起用意図は、
「小洒落た外連味のある映像が撮れる人」としてではなくて、
明らかにシャーロックホームズでの功績である
「魅力あるコンビを描く力のある人」の部分だったと思うんですよ。
なんせザ・相棒ドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクなんですから!

ソロとイリヤ、
二人の関係、二人のコンビ感がどれだけ魅力的に描けるかが本作のキモであり、それが出来ていたならば多少脚本に荒があろうが映像がださかろうが大合格満点でしょう。
そして、シャーロックホームズではそれがキャスティング含め完璧に出来ていたと思うんですよ。

しかし、残念ながら本作にはその良さが全く、これっぽっちも無い……

えーもっと分かり易く言い換えましょう……



BL成分がたりな過ぎなんじゃあああああああああ!!!!!

ほんとにシャーロック撮ったのと同じ人ですか!?

シャーロックホームズシリーズが、他作品と比べて圧倒的に成功してる理由はどう考えてもそこだろうがよ!バカたれ!

だれがマンガみてえな線で区切られたシャレオツ演出や変なカメラワークが観たいっつたよ!
もっとイチャイチャしろッ!!

っていうか、シャーロックの時は外連味演出がちゃんとホームズのキャラクターを色付ける機能をはたしてて、「遂にただシャレてるだけじゃない領域に達したのか!すげえ!」と思ったのに!
今回ただただ意味も無くシャレ過ぎだろ!
60年代的にしたいならそれで統一しろ!
てか、そんなんどうでもいいから!
イチャイチャ!!イチャイチャがたりな過ぎるだろ!!

ヘンリーカヴィルもアーミーハマーも、失禁不可避レベルのイイ男なのに観てて一ミクロンもときめかなかったわどうなってんだ!!??ああ!!??

ロバートダウニーJr.とジュードロウにはあんなビンビンのビッチョビチョになったってのによお!!

今回、どちらのキャラクターも余りに隙の無いイケメン二人過ぎるのも原因かなあ…もっともっと互いに性格に解れがある方が萌えるのに…
まあ単純にキャラが薄いのもありますが。
以外と二人で危機を乗り越える描写が無いのと、友情が深まっていく描写が薄すぎるのも問題でしょうね…

そして、本人は一番の売りであると思ってるであろう外連味も、音楽、演出共に本作は凄まじくぬるいとしか言いようがない。
場面場面は楽しい部分があったりするものの、
(冒頭の息のピッタリ合ったカーチェイスは凄く楽しかった。ああいう風に、外連味演出が「二人のコンビ感、相性の良さ」表現に繋がってるシーンがもっとあればよかんですが・・・)
テンポも明らかに悪い。
キングスマンであんなコッテコテのやつ見せられた後だと余計きつかったです。

なんだろう、全体的に余りにも抑揚がなく、ヌルッと始まってヌルッと終わっていった印象。

マジで、欠片も心に引っかかる所が無かったです…
結構期待してた分キツかったかなー…

もう、二億パーセント資質に合ってるんだから早く頼むから早くシャーロック3をお願いだから撮ってくれ!

そして「ああやっぱりガイリッチー面白いなー」と安心させてくれ!!!!




本作を熱狂的なガイリッチウォッチャーが観ると、どの位の位置づけになるのか気になるところ。
ガイさん!