カフカさん

コードネーム U.N.C.L.E.のカフカさんのネタバレレビュー・内容・結末

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
アメリカのCIAとソ連のKGBが協力して第三勢力と戦うストーリー。

冷戦真っ只中の1963年。
CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)がタッグを組む。2人は、核兵器の大量生産を目論む「ヴィンチグエラ」という企業の計画を阻止するために動く。具体的な任務は、核のエキスパートであるウド・テラー博士の救出とディスクに入っている研究データを奪取すること。
2人は東ドイツのギャビー・テラー(アリシア・ヴィキャンデル)を仲間に加えて、任務を遂行する。ギャビー・テラーの父親はテラー博士であり、叔父のルディは「ヴィンチグエラ」の幹部であった。


【感想】
おしゃれなスパイ映画。
冒頭と終盤のカーチェイスシーンが印象的。また、全体的に映像と音楽が合っていて印象に残っている。

プレイボーイで軟派なソロと真面目で堅苦しいイリヤの凸凹コンビ。彼ら2人のキャラクターの違いもよかった。アーミー・ハマーの英語の話し方がロシア語訛りっぽかった。ソロはイリヤを「赤の脅威」、イリヤはソロを「カウボーイ」と呼ぶ。

核の拡散を防止したり、ナチスとその協力者を倒したりする点では、アメリカとソ連の利害は一致する。
しかも、ナチスと戦うという点では、第二次世界大戦の時の米ソ(英)の協力を思い出させる。CIAとKGBだけではなく、イギリスのMI6も絡んでくる展開は面白かった。

続編があるような終わり方だった。
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