雨丘もびり

フランシス・ハの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
3.7
フランシスかぁいー!走ったりダンスしたり、ストリートミュージシャンに投げ銭したり、彼女が動いてるトコはとにかくかわいい。のだめチャンっぽいCharmを感じます。

あぁでも、一緒には暮らせないかな。
シーツくっちゃくちゃなまんまの本だらけのベッドには寝られない。
私よりだらしない人とは無理(勝手で申し訳ない^^;)
悪いコじゃないんだけど。あとたばこ。

【世界に取り残される不安から逃げるアラサー女】
いろいろ身につまされて痛いっす(^^;)。
パーティに迎えられて、即効気を許して&場の空気を持たせようとして、ガサツな話や余計な冗談を言っちゃう癖は私も直そう。サービスのつもりで失敗すっからさ。
ああいうトークは「her」のサマンサが上手だった。私にインストールしたい。

楽天家だけど傷つきやすいフランシスが、目の前の問題から目をそらしたり逃げたり、ちゃんと向き合うことなく、結局は世界の方が彼女にすり寄ってきてくれる物語。
フランシスはラッキーでした、でおしまい。期待してた分、ちょっと肩透かしかな。
さして努力も改心もしないから、キャラの魅力がいまひとつ突き抜けない。
振付師ってそんなカンタンになれないでしょ。事務員のポストずっと空いてて良かったね。

フランシス・ハ。
彼女にとっては、あれでも充分、はみ出す自分を折り曲げて生きる決心だったのかもしれないけどさ。
でも、ガサツな性根は変わらず。

それでも、
「とりあえず、居たいから居るね」
あんた良いヤツだねーフランシス、会ってみたいです。
レディバードも観て見よう♪

白黒なのが面白かった。
好調なときは夢物語に見えて、失速した時は"色あせた世界"に見える。
フランシスのテンションが支配する世界ってかんじ。
面白い効果だね(^^)。




老け顔でワルかったなコノヤルァアアアア!!!(吼)
ウォッカの瓶であんたの顔面いっても合法、ここはニューヨーク、そして私はジョーカー観たてホヤホヤ。

.....ごめん私やばいかも(ゴミ箱)