さとし

アントマンのさとしのレビュー・感想・評価

アントマン(2015年製作の映画)
4.2
よく出来た話ですね。
アリをアリのままに操るスーパーヒーローとはよく考え付きました。
こういうストーリーは古くからあって「ミクロキッズ」なんて映画がありました。面白いかどうかは別として、アイデイアはとてもユニークです。

刑務所上がりのスコット(ポール ラッド)はアイスクリーム屋で仕事するも刑務所にいたのを内緒にしていたため速クビになります。娘に法律上会えないスコットはアントマンになり、ファーストミッションをクリアし、娘のもとへ変えれるのでしょうか?

私の中でポール ラッドは「思いやりのススメ」というネトフリ映画が真っ先に思いつきます。彼は非常に優しい感じがします。あの映画もいい映画でした。本作でマイケルダグラスとエヴァンジェリン リリーのコンビもいい味だしてます。スコットの友達のルイス(マイケル ペニーヤ)も面白かったです。そして、ダレン(コリー ストール)の悪役ぶりもよかったです。ストールの「ハウス オブ カード」とは違うもの魅力を見た気がします。

監督は「イェスマン」のペイトン リード。この映画はコメデイと盗っ人映画を上手くバランスさせただけでなく、父親と娘というテーマを描いています。スコットはすべてを娘のためにやってるのがにじみ出ています。ダニー オーシャンが「オーシャンズ11」でジュリア ロバーツに振り向いてほしいような感覚です。あとFilmarksにも載っていないのですが、脚本はエドガー ライトが書いたんですね。4人くらいスタッフ欄に載っていたのですが、まさかのライトの名前があるとは思いませんでした。「アントマン&ワスプ」を観る前に知っておいて良かったです。

まあ今日の時点で明日の「アントマン&ワスプ」がどうなるのかわかりませんが、前にも書いたように「アベンジャーズ インフィニテイーウオー」の出来事からアントマンが如何にかいくぐったのかがポイントの一つになってる気がします。明日じっくりとそのあたりを見てみたいです。
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