80年代のインドでフェロモンを売りにした女優シルクさんが
なんだかとってもぶりんぶりんに踊りまくる
栄枯盛衰なお話。
性的なところを排除して作られているエンタメ業界に殴り込みな勢いでグイグイいって
ガンガン売れて
もはや世界はわたしに跪くのよ状態。
ある意味、シルクの戦略が世間のニーズに合っていたからですが
彼女のシーンが始まったらドカドカ劇場にやってきて、それが終わった瞬間に出ていく人たち、、
それをキャハッ😆と喜ぶシルクさん。
映画は売れたとしても、みなさま他のシーンは観ていない。
売り上げとしては成功だけど、それってどーーなの!?
って思う気持ちもわかっちゃいます。
目に余るような大天狗様に成長したシルクさんの
同じく成長した腹回り、、ヴィディヤー様の役者魂がこもってて素晴らしい👏の一言です。
売れたら愛される
求めていたものとの差が埋められないから
彼女はシルクという造られた自分からも解放されない。。
作中のジャーナリスト、ナイラが言うように
彼女は解放者だったのに。
シルクのような表現者は、その表現へのプライドがあってこそ、カッコよさが際立つと思います。