dowaikiは家にいる

結界の男のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

結界の男(2013年製作の映画)
3.0
しっかり泣かせるスピリチュアル・ヤクザ・アクション・コメディだった!

これ武闘派設定いる?とか、なんかちぐはぐしてんなぁ〜とか思いながら観てたんだけども(まぁ最初からドタバタコメディ観てるわけなんだけれども)、終わってみると違和感あったパーツが全部機能してて、結果ほっこり!だよ。イイよ。
チョ・ジヌン(出てるんだな〜)との取調室、会長バスタオル、盛大に笑った。イイ!
主役パク・シニャンは初めてみる人。苦労人なのかな…表(ヤクザ)も裏(コウメ太夫)もイイ顔面してた。部下のキム・ソンギュンな、最近観るやつ全部に出てくるんだよキム・ソンギュン、ちょっと前の大地康雄的なポジション?顔面の存在自体が素敵(中でも『悪いやつら』の時の髪型がさいこー)。

それにしても「結界」は関係ねえぞ陰陽道じゃないんだからホントに…じゃあ何だって?…巫俗だよ!韓国のあれだよ占いとか儀式とかの…『哭声』でファン・ジョンミンが銅鑼ガンガン鳴らして踊ってただろ!あれだよ!
とか勢いで書きつつ何も知らない俺。調べてみると韓国の巫俗ってムーダン、タンゴル、シムバン、ミョンドゥとか分類があって、今作のは神が降りてきて巫となるからムーダン。なんだけど男だから呼称としてはパクスになって…とか色々深い。ちょっと興味出てきた。『プリースト』と『サバハ』に儀式クッのシーンあったな確か…追ってみよう。