Makiko

スノーマンとスノードッグのMakikoのレビュー・感想・評価

スノーマンとスノードッグ(2012年製作の映画)
3.0
前作には及ばず。
音楽、ポップ路線で行くならボウイにしてほしかったなー。

舞台が田舎ではなくおそらく現代のロンドン、主人公が母子家庭の子、途中で空飛ぶスノーマンを見つける子供が肌の色の濃い子、スノーマン祭りのシーンに中華スノーマン(これは前作にもいた)・日本髪スノーマンがいる、などなど2012年らしいアレンジが多数。

自分飛べるのに飛び物(気球、飛行機)に乗ってやってくるスノーマンは遠方組かな。疲れちゃうもんね。

色鉛筆で描いた絵が動く!というスタイルが好きだったので、飛行機だけCGで浮いていたのが残念。

エンディング(スノードッグの方)はどうなのか?と思ったけど、母子家庭であるのはさておき、序盤の時点で男の子の置かれた境遇があまりに心細く喪失感に溢れたものであることを考慮すると、せめてあのくらいの奇跡は……というところか。
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