rosechocolat

リトル・フォレスト 冬・春のrosechocolatのレビュー・感想・評価

4.1
前作同様、期待を裏切らなかった。「小森」の四季といち子の心境、食べ物への思い入れは前作よりも絡み合いが強かったように思う。

いち子の葛藤が明らかになっていく。母への想いと、自立へのためらい。自分が今していることは本当に地に足がついたものなのだろうか?自問自答しながら掴み取った答えに向かって、一歩を踏み出したいち子の成長を見る。

そして今回も食べ物のシーンは当たりばかり。どれも食べてみたい。過酷な自然が生んだ生活の知恵と共に紹介されている食事は、どれも心に優しい。
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