Pastel

アラサー女子の恋愛事情のPastelのネタバレレビュー・内容・結末

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

周りは変わっていくのに自分は変わってないことにもがく気持ちが分かる。今、手にしているものに不満はないんだけど、なんだか物足りなさを感じてしまう…そんな主人公の心情はテイク・ディス・ワルツに似てるなと思いました。ただ、個人的には最後のオチで失ったものの大切さに気づくってところまで描いてるテイク・ディス・ワルツの方が好みかな…。あと、どうしても恋愛が話の軸になっちゃうのが…もっと他のこと(仕事とか家族のこと)とか掘り下げられないのかなとは思ってしまう。

気に入ったセリフは結構あった
「ずっと先のことなんて、考え方も変わるだろうし、ムダな気がする。例えば、子供ができてから欲しくないと気づくとか。」

『母親としてはあまり細かく決める必要はないと思います。ただ何が自分の幸せなのかは考えないと居場所を失う。まずそこから始めないと。』

「若いうちは一緒にバカなことができればいいからな。」
『大人になったら?』
「"バカなこと"の定義が違うとうまくいかない」

「俺も大人になるまで深く考えなかった。仕事や家族ができれば居場所は見つかると。実際は寂しさが募っただけだ。」

「わたしはヘビなの。古い抜け殻を引きずったままはいずり回ってたヘビなのよ。それがわたしなの。もう今までの仲間とはいられない。」
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