ある朝、川への投身自殺を図るポルトガル人の女性
その女性を救い、その女性が持っていた本をキッカケにリスボンに興味を持つ教師のグレゴリウス
居ても立ってもいられなくなり、リスボンに向かうグレゴリウス
ポルトガル人の女性を探しに行ったのかと思いきや、リスボンで起こった革命運動に興味を持っての行動だった
グレゴリウスが読んだ本の著者の妹や仲間を探し出し、当時の状況を把握していくグレゴリウス
なかなか落ち着きのある作品で、回想の中でサスペンス的な展開もあるのだがあまり入り込めず
リスボンの街並み、特に石畳みの街並みは美しくいつか訪れてみたいと思わせる風景だった