ぶちょおファンク

スウィング・オブ・ザ・デッドのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1.5 中盤★2 終盤★1

原題は『The Battery』。
主演のふたりが野球のピッチャー(ミッキー)とキャッチャー(ベン)でバッテリー。
そして電池(バッテリー)は色々と含みはありそうですが、
基本的にはミッキーが終始気を紛らわすために聴いているCDウォークマンのバッテリー。
邦題のスウィング(バットを振る)は野球からつけられてるようだ。

ゴリゴリのゾンビものではなく(ほぼ出てこない)
バディー・ロード・ムービー!!!
ゾンビものを期待してたら肩透かしで低評価なのではなく、
低予算で頑張ってはいるけど単純につまらなかった。

ミッキーのクズっぷりに終始イライラ。
有事の状況で何を夢見ているのか。。。
そんな性格でピッチャーが務まるはずもなく、
恐らく敗戦処理投手だったと思われる。

オープニングからしてそうでしたが
ワンシーンが無駄に長いのでダレる。
この内容なら上映時間を20分くらいはカットして
少なくともテンポだけでもいい流れにしないと飽きてくる。
野球のピッチングと同じで“緩急”でもあれば意味はあるけど、
一塁にランナーがいて牽制球ばっか投げてるような雰囲気。

バディーものとして観終わっても清々しさはなく、
野球で言えば
“打たれて失点する投手ミッキーが悪い。
キャッチャーの俺ベンに責任はない”
とでも言うような感じで、
まあ実際メジャーリーグでは日本ほどキャッチャーの“女房役”としての能力を重要視している訳ではなく、
“ピッチャー(自身)が100%の能力を出せば打たれない”
という考えなんでね。。。

監督・脚本・主演のジェレミー・ガードナーの俺様映画だった。。。
このヒト左利きなのに投げるのだけ右で、
ワタクシ自称“左利き研究家(脳科学好き)”なんでその辺は興味深かった!(笑

左利きで投げるのは右といえばダウンタウンの松ちゃんとか、
阪神タイガースの鳥谷選手とかもそうやな。。。(笑

2019年69本目