理か

紙の月の理かのネタバレレビュー・内容・結末

紙の月(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

今、幸せですか?


夫と暮らし銀行に勤める梅澤梨花。
顧客をまわって出入金している。
その先で知り合った顧客の孫の平林こうたと
再会したことから、不倫関係になり、
顧客の預金を書類偽造して引き出し、
新しい服を買ったり平林と豪華な旅行に行ったり
平林に高級品を買い与えたりと、
散財していく。

一人の高齢女性から200万円出した描写はあるが、
他あまり具体的に描かれておらず
平林と宿泊したホテルの支払いが145万円、
と聞いていくら使い込んでいるんだ、と驚いた。

リストラされそうなベテラン女子行員が、
自分の存在を知らしめようと書類をチェックし始めると、おかしな点が‥‥。

梅澤梨花に疑惑浮上。
本人ははぐらかす。
コッソリ顧客宅に行き、梅澤のことを探る。

抜き差しならぬところまで来て
課長と問い詰めるが。

梅澤梨花の不正はちょっとの出来心ではない。
自宅にコピー機まで入れてカラーコピーを駆使して
出金伝票やら偽造。
あの姿を見ていると、なかなかの入れ込みよう。
こういう人だったんだ。
夫は海外単身赴任、好きにできる状況。

平林は、すでに梅澤に飽き同年代と付き合う。

梅澤は何がしたかったんだ?
理か

理か