音楽好きの警官デューク。彼と彼の同僚警官はみな悪徳警官で、デューク自身は一般市民に麻薬を売り、時には市民をいじめる事も多々。仲間も同じようにろくなのがいない。そんな日常の中で、デュークは誤って一般市民の男を撃ってしまう。証拠隠滅の為、車のトランクに男を詰め込むが、実はその男が生きている事が判明し...。

カンタン・デュピュー監督のいつものヘンな作品かと思いきや、今回は汚職警官たちのブラックな日常を描いたダラダラコメディ枠。

「ロング/Wrong」に続き今回もフランス語ではなく全編英語。更に舞台はLA。

いつものありがちなシュールな絵面・お笑いはあんまり無くて、どちらかというと意味のないダラダラした会話劇が長く続く形になってるんだけどまぁシンプルに面白くない。

話もあってないようなものだし私はデュピュー観てるっちゃ観てるけどハマってる作品の方が少ないくらいだから今回は普通に撃沈してしまった、、、

カンタン・デュピューはMr.Oizo(ミスター・オワゾ)という名前でミュージシャン活動もしているのだけど、作中何回かオワゾの曲が引用されていて、どちらかというとオワゾの方が好きな私からしたらそこは結構テンション上がったしオワゾのサントラ映画としてはまぁまぁ楽しめるかも。

視聴 2025年2月5日

• #日本未公開ξ

【あっちのQuentinの真似はしなくても...】
カンタン・デュピューの刑事物。死体遺棄を頑張る悪党警官の話。同じQuentinとしてタランティーノを意識しているみたいだが、会話が面白くないため結果として微妙。しかし!眼帯警官が作る「がんばれゴエモン!からくり道中」みたいな曲の切れ味が素晴らしい。サントラの映画だ。

元は同タイトルの短編。
マリリン・マンソン出ててびっくりした(短編にも出てる)。ミュージシャンとしても活動する監督のお友だち？と思いきや、まさかのマリリン・マンソンがカンタン・デュピュー監督作｢ラバー｣が大好きで個人的に彼から連絡が来たそうだ。監督はそれでミュージシャンとしてステージに立つ彼の姿と正反対のキャラクターをやらせようと思ったらしい。

なるほど、だからあんなに全くイメージ違うキャラクターなのか。

カンタン・デュピューのヘンテコ映画はわけわからんけどなんだかんだで面白いが…ヘンテコ度合いが違う意味で増してた。

フランス語かと思ったら全編英語、しかも舞台はLA。前作｢WRONG｣もそういえばそうだったか。

まあとにかく仕事をまともにしないポンコツ警察官の醜態をひたすら見る映画。
たまにゆるすぎシュールな笑いもあるけど、ストーリーなんて無いようなもの。

なんだこれ！？って思いながらも見ちゃうのがこの監督の映画。
そして見終わって変な映画だったなーと思うところまでが毎度の事。

とかいいつつ、新作出たらまた見るよ。