Kyasarin

ソロモンの偽証 後篇・裁判のKyasarinのレビュー・感想・評価

3.1
前篇を観たのがだいぶ前だったので内容を忘れそうになっていてダイジェストがあったもののイマイチ人の名前とかついていけない自分がいた(笑)続けて観るのなら前後篇近い間隔で観るのをオススメ。前篇ほど引き込むスピードは無いものの、ジワジワと、これ?どういうこと?え?え?どうなるのこれ?てのが中盤から後半にかけてあった。まさかのどんでん返し。そして、とにかく脇役が豪華!豪華過ぎて皆様良い芝居するもんだから、だからきっとお金的に?前後はに分けたのではないのかなと勝手な予想(笑)大人キャスト、蔵之介さんは追いかける顔や娘を守ると決めた時の顔がめちゃくちゃ素敵だし夏川さんは綺麗だし、永作さんの固執した母親も良かったし、華ちゃんは安定してるし、ほうかさんと玉恵さんの嫌な教師も居そうだし、松重さんかっこいいし、小日向さんアイス食べるところ一番可愛いし(笑)、森口瑤子さんはひたすら美しいし、市川実和子さんは怖いし、津川さんみたいなおじいちゃん居そうだし、江口さんの母親も良かった。真千子ちゃんのナレーションが落ち着いた。
子どもキャストも前篇よりも目力が強く、涼子ちゃんの瞳から流れる涙がとても綺麗だった。何よりも神原くんの横顔の美しさ!見とれるくらいに綺麗な横顔の男の子だった。本当に自分が裁判を一緒に傍聴している擬似体験をした気持ちだった。途中、どうしてそこまでして涼子や神原くんは裁判にこだわるのか、もういいんじゃないの?と思うシーンがあったが最後に繋がるところがあったからかもしれない。
人間結局、弱いものが自分よりも弱いものを虐める連鎖が酷くなると結局は追い込んでしまうのだなと、自分のクラスなら、とか子供を持つ親は自分の子どもなら、とか置き換えて考えてしまう。結局は、イジメ、ダメ、ゼッタイ!ってことですかね。
結果、誰かを個人的に責める裁判じゃなくて良かったと思った。
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