このレビューはネタバレを含みます
🗡誘拐の掟🗡
〜静かなリーアム〜
96時間に代表される、暴走するリーアム・ニーソンが悪党を皆殺しにする映画ではありません。
私立探偵リーアムが暴力をほぼ封印して、ある猟奇的な一連の誘拐事件を調べる、静かなサスペンス映画です。
ほぼ封印なので、ラストあたりではしっかり暴力してます。雰囲気は重苦しいですが、リーアム好きなのと、誘拐犯にせまっていくミステリーもありなので、けっこう楽しめました😃
⚠️以下ネタバレです⚠️
たまにはミステリーも楽しいですね。図書館で事件を調べて、関係者に聞き込みをするという地味な展開ですが、ちょっとずつ明らかになる謎が心地よかったです。
コーヒーでも飲みながら観れば良かったな😃
🎬警官ならタダ
そんなとこあるなら絶対警官になって近くに住まないと!
毎朝そこでカフェインぶち込んで出勤ですよ。利用しすぎて店主に撃ち殺されるかもしれませんね。
私もカフェを開いて、日頃感謝しかない人たちをタダで迎えようかしら。トム・クルーズはタダにしたら、来てくれるかな。
🎬ビデオ屋
あんなビデオ屋さんホントにあるもんですかね〜?どんなビデオ屋さんだったのかは知りませんが、かなりヤバそうなのは確か。
趣味が悪いのは私も人のこと言えませんが、人を傷つけない範囲で楽しんでよね😅
ソウシリーズでも見て我慢しておけばよいものを・・・愚かな奴らよ。
🎬気持ちの悪い犯人たち
ヤクの売人というか仲介人を狙った誘拐ビジネスとは、頭いい〜!金持ってるもんね!悪人相手だから罪悪感も薄れて一石二鳥!
と思いきや、たんなる暴走する変態でした。バカすぎ。
関係ないデブを巻き込んだり、わざわざ死体をばら撒いたりと、捕まるリスクをこれでもかとあげまくる謎スタイル。これはリーアムショックがなくても、いずれ捕まってましたね。
仲良さそうに見えて、終盤突然仲違いするし。ホント理解不能なやつらです。
こういう奴らもいるけど、大半はジョーカーみたいに、狂うには狂うなりの背景があると思いますけどね。今の日本社会は残念ながらジョーカー量産システムだと思うので、こうなってしまった奴らに運悪く出会わないよう祈るばかりです。
こんなん見ると、家族もつのが怖いですね。日本人でよかった😃
🎬赤ずきんちゃん
なんとか助かった14の女の子。かわいいー!でも指切られてかわいそー😱
映画の重苦しさ的に、バラバラ死体になってもおかしくなかったので、助かってホント良かった!
パパはもう足洗えよ。
🎬売人ちゃん
女の子以上にこの映画でかわいいのが、ヤクの売人たちです。正確には仲介人か。
他の映画で見る売人どもとは違って、紳士的で、愛妻家で、兄弟思いで、家族思いです。もはや本作の清涼剤。
突然やってきた怪しさMAXのリーアムのいうことをちゃんと聞きます。聞き分けよすぎ。
友達のために50万ドルポンとくれてやります。気前よすぎ。
・・・こんなん売人じゃないやい!(笑)
🎬辞職
酔っ払って街中で銃撃戦を繰り広げたリーアムさん。クズを3人もぶっ殺したので表彰されます。でも、流れ弾で子供を殺しちゃったことを悔やんで辞職します。
うそやろ?
銃撃戦で罪のない市民、しかも子供を撃ち殺しておいて、アメリカでは表彰されるんですか?オマケに酔ってたのに?
ディンゼル・ワシントンのフライトみたいに過失を追求されないの?アメリカの警察は全米ライフル協会の下部組織かなんかなの?「7歳の女の子がもし銃で武装していたら死なずに済んだのに。銃こそ平和。」とか言い出すの?
ここだけ謎です。もしかしてリーアムが撃ったんじゃなくて、クズどもの弾やったんかも。
私立探偵リーアム・ニーソンが気に入ったので、是非シリーズ化してほしいですね。地味な捜査で犯人を追い詰めて、最後は皆殺しにするシリーズです😃爽快♪爽快♪