【残念な出来】
南北戦争直後の西部が舞台。
そこで暮らす女性ジェーン(ナタリー・ポートマン)。夫は悪漢一味から狙われている。その夫が負傷して動けなくなってしまう。このままではジェーン自身も危ない。彼女はかつての恋人だったダン(ジョエル・エドガートン)に助力を求め、自らも銃をとる・・・
ジェーンが上記のような状況に追い込まれるまでの過程や、元恋人との過去が描かれている。
ナタリー・ポートマンが「戦う女」を演じるのがウリのはずなのに、元恋人に頼りがち。もっとナタリーが活躍するシーンを増やしたほうが良かった。もっとも、今どきは女が男並みに戦闘に従事する映画が流行っているけれど、それに倣えというのではない。肉体の力で劣っていても頭脳戦で活躍、という手だってあるからだ。その辺の工夫が足りなさ過ぎる。