タッくん弐

ジョン・ウィックのタッくん弐のレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.0
キアヌ・リーヴスみたいな男になりたい

哀愁を帯びた瞳、しかし内なる野獣を飼い慣らす彼の佇まいに恋をば

そう強くなりたいのです

特に最近では自分の体たらくに落ち込み、嘆くばかりか無力感に苛まれもうこのまま消えて無くなっちまいたいと

人の流れ時代の波に翻弄され、ただ食うために呼吸している挙句の果てに愉しみである映画鑑賞すらままならない状況

そんなタイミングで今作を観ました

復讐は良くないなどと聖人君子のような言葉をこちらの感想文で書く必要もございやせんが

映画の本来の楽しみ方である登場人物に自らを投影して得る爽快感や様々な感情の揺さぶり

そういったある意味での単純明快な読後感を感じましたのでこの度キアヌ・リーヴスになりたい

私生活での彼のセレブらしからぬ生き様に勝手な共感を憶えていた小生にとっては邦画でなかなか得られぬ激しいドンパチにも感動

無味無臭なルーティンをこなすだけの毎朝を近々変えてくれるような予感、続編鑑賞するにあたって

過去を持つ男の格好良さが是非とも欲しいのですがどちらかと言えばこの季節、焚き火にオナラかけたら燃えるのか実験検証を重ねていたようなボキですんで

黒スーツに白ワイシャツの代名詞はミッシェル・ガン・エレファントかキアヌ・リーヴス

ベース弾いてくれよ、世界の果てでボサノバ鳴り響かせるから

キアヌ祭りをこの年末開始致す宣言

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐