タッくん弐さんの映画レビュー・感想・評価

タッくん弐

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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.9

ジョン・ウィックシリーズの最大の魅力と言えばやはり完膚なきまで繰り広げられる復讐劇にある訳でして

続編にあたる今作は思い出の詰まった家をバズーカ砲撃され燃やされるという、実際かまされたらメンタルブレ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.2

個人的に大変好みの世界観でありましてこの度まことしやかに続編の噂が聞こえて参りましたものですから改めて意気込み鑑賞致しました

ビジネスマン風の主人公に扮するキアヌ・リーヴス氏の色白感や個性味あるガジ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

キアヌ・リーヴスみたいな男になりたい

哀愁を帯びた瞳、しかし内なる野獣を飼い慣らす彼の佇まいに恋をば

そう強くなりたいのです

特に最近では自分の体たらくに落ち込み、嘆くばかりか無力感に苛まれもう
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

監督のダーレン・アロノフスキーは作風として人間の業を如実に描くことで知られておりますが

今作も過去作に漏れずフィジカル・メンタル的に芯を食った内容で大変興味深く拝見致しました

特殊メイクも筆舌にし
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.5

前作に関しては現実との境界が分からなくなってしまう輩が現れるなど社会現象とも化した有名作でしたので

もはや説明不要な心構えで楽しく劇場鑑賞へ臨んだ次第ですが公開後数多目にした下馬評通りのコレじゃない
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.8

移動中の高速バスの中で鑑賞しこの感想文をしたためております

車窓から流れる景色を眺めつつ誰しも訪れる老いという現象について考えるに値する時間でございました

自分に変わっている自覚などないのに周囲が
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.8

TVドラマ版を欠かさず毎週拝見しておりますが展開が少しダレてきた印象があったところ、今作を観て改めて映画媒体がよく合っている気がしました

主演の2人がカッコいいのは勿論、敵役の池松くんがしっかりファ
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.9

アリス役を演じたミア・ワシコウスカ様がゴスな作風の今作に出演しているのでいつかは観なくてはいけないと案じておりました

且つ異形の者描写を得意とするギレルモ・デル・トロ監督でありますから期待をしており
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.7

前作公開より36年の年月が経過している訳でして、それはもう外見は勿論のこと変化していることなど多分にありましょう

一作目のメインキャスト、アレック・ボールドウィンとジーナ・デイヴィスのメイトランド夫
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.3

ダニエル・ラドクリフくんは今作の物語展開同様、自らについた魔法使いイメージの早急なる払拭に躍起になっておられる印象

どうにもラブホのペイテレビでサクッと観れる洋画感が強く、いまいちそのスピード感に乗
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

2.5

アイドル時代から回想するに素敵な年齢の召し方されている綾瀬はるか様

幾つになっても素敵なとなりのお姉さん、今度困ってるかもしれないからお宅へお米を差し入れに伺います

しかし今作の真面目な感想申しま
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

2.4

ようやくこの度ヤンジャンで連載していた名作実写版を拝見する機会と時間に恵まれました

山崎賢人さんでまた実写化、その他原作読破した方からするとキャストに対し言いたいことの多そうな配役

しかしその件に
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.4

War pigsの美しさを改めて今作で振り返るの巻

序盤は正直気だるい展開で眠気に誘われることもございましたがじめじめした米国隠キャの青春が描かれており

これは小生の好きなテーマ、且つ人生的なテー
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.3

前作より明らかにコメディ色の濃くなった内容で、且つグレムリンの個体・種別も豊かになり楽しめました

小生が特に好きなフォルムはやはりスパイダー型でして、爬虫類の気持ち悪さと蜘蛛特有のグロさが相まって実
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ロビン・ウィリアムズ 笑顔の裏側(2018年製作の映画)

3.5

「消灯機能のない電球みたいだ」

そのように劇中称される彼がこの世からいなくなってから早10年が経過しようとしています

恐れながら今作によって小生は彼がこれほどまでのスタンダップコメディアンだと初め
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.3

美術における情熱を描く青春映画

アフタヌーン連載とはいえ原作漫画を読んだことがなく、前知識もない状態で鑑賞に臨んだ次第でしたが

劇中都度流れる若者向け挿入歌の度、失ってしまった過去を思い起こさせら
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.5

今作では主人公ライリーの成長と共に新たな感情が生まれます

シンパイ・イイナー・ダリィ・ハズカシといったメンバーでして、一見不安・嫉妬・怠惰・羞恥とネガティヴな雰囲気

年齢を経るごとに自然と登場する
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.4

MARVEL作品を劇場で観るのが小柳ルミ子の歌ぐらいお久しぶりな勢いですので今作は新鮮に映る夏

敵も味方もどれだけブッた斬られて刺されても死なない上に、血ィドバドバで痛みもあんまり感じぬ作風故に
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

ブラムハウスのお送りする女子高生と連続殺人鬼の入れ替わりホラーバラエティ

ティーンが集合してみんなで観れば更に楽しさ倍増、ハイスクールのヒエラルキー上層部殺されがち

スタジャン着てるイケメンたちへ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

ちゃんとブラして寝る派の主人公ビッチが素敵過ぎて思わず恋しそうになりました

自らの人生をより良くする為に謳歌しているのであって、誰かを傷つけているとか他の人の気持ちを考える余裕がないだけ

後々過ち
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(2023年製作の映画)

2.9

古今東西、人間の愚かさや浅ましさを描くビートならでは本能寺の変

とりあえず作品の規模が大きく、お金がかかった衣装やセット、キャスト等を見ますと

日本映画界における監督の存在感や絶大なる信者からの信
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.1

エグい話のゲゲゲですがそんな内容でも、ちびっ子たちの知るいつもの鬼太郎や猫娘が出演していたのが大変バランス良かったと思います

守るべき存在である者たちにも容赦ない展開で、日本という国が過去背負ってき
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

4.3

【前回までのあらすじ】
マッドマックス:フュリオサ映画館で観てたら停電して無料招待券もらう

そういう次第ですからマッドマックスにも匹敵する激しさを求めて再び劇場へ

映画『からかい上手の高木さん』か
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REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

1.9

凄まじい映画です

奇跡の子役であった安達祐実氏の角川映画出演作、ジュラシックパーク公開と同年代に起きた恐竜ブームを回顧させます

少し以前の芦田愛菜氏の存在感すら凌駕する美少女透明感、安達祐実

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君を忘れない FLY BOYS,FLY!(1995年製作の映画)

2.9

旧ジャニ故の影響力によるFilmarksジャケ写掲載されない問題はいつ頃改善されるのでしょうか

大日本帝国空軍特攻隊員の青春物語であります

「ヤッベ」とか上官ぶん殴ったりとか様々な時代考証に反した
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

4.1

憤りしかねえ

日々の苦痛から逃げ出してふと思い立ったがごとく徒歩で500マイル離れた場所へ放浪したい気持ち

これから美しい季節が始まるのに何故こんな滅入った思いをしているのか最近よく考えますが
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

所謂死ぬまでに観ておかねばいけない作品のひとつでございますので公開を心待ちにしていたのは紛れも無い事実

前作が大変素晴らしかったものですから、辛い毎日を乗り越えようやく鑑賞に至った段階でもはやガン決
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東京少女(2008年製作の映画)

3.9

昔懐かしガラケーの時代、そして夏帆ちゃんのクラリスを彷彿させる可憐さ

こんな細眉平成女子高生に出逢えたら小生の青春もきっと眩くSPARK愛はSPEAK命は生まれいずれ消えゆく

今作を鑑賞中、吾は数
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.6

2024GW後、絶賛五月病と化している次第ですがそもそも日頃から五月病

今日も明日も明後日も訪れる怠惰な日々の繰り返しに嫌気が差している方もおられますでしょう

かく言う小生等はその最たる典型例と言
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.1

ボウリングするしかねえ

名優ジェフ・ブリッジスのこの時期の仕事の選び方が大変興味深く、どの役でも大体汚さを帯びているのがよい

失業中にて時間が余っている感じ、やることなくて男同士でたまる空間に共感
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マイ・セックス・ドール(2020年製作の映画)

3.7

タイは本当に素晴らしい国です

小生も以前訪れたことがある微笑みの国

そして今作を鑑賞したのはもはや必然とも言えるでしょう

青少年が突如自宅に届いたバーバラ・セクサロイドに翻弄されつつ仲間たちと成
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

2.7

ナインティナインというお笑い芸人はやはり小生にとって青春でもありまして

演技力のなさはさておき今作は随所で登場してくる名作として知られておりますので一度は観たかった作品であります

劇中、今となって
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

前作からの勢いそのままに今作は同じ殺し屋協会内の敵との争いに加えて、緩めにその日常を描いております

主演の2人は以前よりかなりこなれた感の様子

俯瞰で落ち着いた演技は前作からの期間で得た確かな経験
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

記念すべき500作目の感想文は見た目は子供中身は大人、いまの小生と相反する存在である彼の作品となりました

非常に光栄である反面、劇場公開作で記録的な好調スタートとなっていることで小生は一体どんな素敵
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

マシュー・ヴォーンの新作ということで日々とかけ離れた爽快感を求めて月曜夜の映画館に赴いた次第ですが

劇場には小生のみ、まさに貸切状態で快適な時間を過ごすことに成功した次第でございます

スパイ小説作
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北斗の拳(1995年製作の映画)

2.1

先ずオープニング、冗長なスタッフロールから始まるスタイル 

もはやマクドナルドのピクルスに見える胸に7つの特殊メイク傷

南斗聖拳の使い手に銃で速攻殺されるギャラ泥棒マルコム・マクダウェル

どれも
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