強いんだか弱いんだかよくわからない主人公。基本強いのですが、大ポカが多すぎます。
この主人公なら、そもそも本作の大騒動を防げたのでは…という思いが消えず、最後までノレずじまいでした。
主人公のキャラクターも、非情なのかそうでないのか、どうにも中途半端な印象が拭えません。
そのためか、行動も中途半端になりがちで、そのためにピンチに陥るシーンがしばしばあります。そしてその度に脚本に締まりがなくなっていき、段々シラけてしまいました。
キアヌリーブスに罪はありません。
キャラ作りの重要性を再認識した一作。
