【血糊の量と質にセンスを感じた】
配給が敬愛する竹書房さんなので勝手な使命感で鑑賞いたしました。
ミュージシャンの主人公ウィノナさんが長期休暇を取って山籠りした先で巻き起こるゴアゴア祭り。
予算約50万円ほどで制作した事が売りになっている超低予算映画で、ストーリーもスラッシャームービーでは見慣れたいつもの感じでした。
だがしかしBloody Disgustingが携わっているせいか、グロゴアの描写だけ異様に高クオリティだったので感動致しました。
血糊にどれくらいの予算を使ったのかな?
赤黒く粘度がありとても良かったです。
惨○シーンと血塗れの美術に情熱を全振りしているのでそこだけは本気で推せます!
あとは殺人鬼も人外な要素があり包帯で顔面ぐるぐる巻きにしてゴーグルをつけた見た目が可愛かったです。
凶器が斧なのも分かってますねえ監督!
全体的に「死霊のはらわた(1981)」みがある作品ですが最後にウィノナさんが絶叫するカットは「悪魔のいけにえ(1974)」のオマージュかな?