【ハリボテサイコー】
Netflixに「ゾンビーバー」たる作品がアップされていた。お察しの通りビーバーがゾンビになるという作品だ。ゾンビ映画はよく社会派だと言われているが、本作は社会派の「社」の字もなさそうな作品。果たして...
☆「ゾンビーバー」あらすじ
ピッチピチギャルと脳内筋肉のチャラ男が田舎の山小屋にやってきた!
そんな彼らを粛正するのは、ドクドクエキスを吸ったビーバーたち!パリピは生き残れるのか?
☆ハリボテサイコー
社会派の「社」の字もなかった。ある訳がなかった。冒頭、いきなり「バタリアン」かい?と思うドクドクドラム缶が森に放置プレイされるところから始まる。ドラム缶の表面には「バイオハザード、取扱注意」的なことが書かれているのだが、おっさん達は、森に忘れてしまう。鹿をひき殺しながら。
しょうもない出だしに応えるがごとく、バインミー、ボインミーなねぇちゃんが出現。脳内筋肉なチャラ男まで出てきて準備OK!
そこから真打ちゾンビーバーが出現するのだが、これがハリボテハリボテしている。ビーバーではなく、ぬいぐるみが襲いかかっているようにしか見えませんwしかも妙にかわいらしいので、全く怖くないww大草原不可避だ。
そして、ゾンビーバーと戦うパリピは案の定バカなので、緊急事態だって言うのに、男女合体をしようとするのだ。戦隊ものみたいに合体してパワーアップする訳でもなく、あっさりゾンビーバーにやられてしまうので、本当にどうしようもない映画だなーとゲラゲラ笑いながら観ることができる。
もはや「ハングオーバー」の製作陣が作ったとかどうでもよくなるぐらいにくだらない。ラストのNG集まで楽しめるポップコーンムービーと言えよう。