このレビューはネタバレを含みます
芳根京子が可愛かったが、なんかピンとこなかった…。「主人公が弟を失った悲しみと家族への配慮から、家族と本音で向き合えなくなり、物置に置いてあるピアノに逃げてしまっている」という話なら、ピアノが燃えてしまった後、主人公が現実をどう直視し、どう立ち向かっていくかという点がポイントであり見せ場になるのでは!?
気弱な主人公が周りがてんやわんやする中、映画の後半まで物置でピアノ弾いている。ピアノが燃えた後、お姉さんと2人でピアノ弾いて(しかも焼けて音が出なかったはずのピアノを)皆でふるさと歌って受験して終わりってなんだか飛びすぎでした。主人公が主体的に行動しないから大きな成長もしないし。