ShimaD

ターザン:REBORNのShimaDのレビュー・感想・評価

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)
2.6
きっとデヴィッド・イェーツは『ファンタスティック・ビースト』で忙しかったんだな…と思いましたよ。
回想を挟みすぎてテンポ悪い!回想のたびに何か展開、例えばターザンの野生化が進むとかがあるのかといえばそうでもなく。
ターザン知らない人への配慮だとするなら余計混乱させそう。

「アクション⇒状況説明⇒ロマンス⇒状況説明⇒アクション…」という構成も眠くなる。
場所の移動時くらいにしか音楽が前面に出て来ず、それもすぐフェードアウトしちゃう。ワクワク・ドキドキするような音楽がないので気持ちが乗らない(._.)
編集もおかしくて、列車でのシーンはせっかく笑えそうだったのにカット割りが雑でグズグズなのが残念。耳がどうこう言ってましたが(うろ覚え)。

これ3D上映してるとこ少なくて3Dあるの知らなかったのです…。
ダチョウの威嚇とか樹の上の歩くとことか、お決まりのツタで「アーアアー(言いません)」のシーンとか、3D向けにつくろうとしてたのに製作費不足したのかなって想像して観てました。そういう場面に限ってCGが微妙だったのもあって。
でも動物のCGは基本的によくできてましたね。子象はキャワワで、カバはこわいし、ゴリラはウホウホ。メスライオンとゴロゴロするところは本作最高の萌えポイント(*´ω`)

サミュエル・L・ジャクソンはイイ感じでしたが、クリストフ・ヴァルツを活かしきれてないとこはもったいない。“ジェーンのカトラリーを置き直す”みたいな所作はキャラを表してていいのに…。
まぁクリストフ・ヴァルツなのかティム・ロスなのかちょいちょいわからなくなるじぶんが言うなって感じですが(`・ω・´)
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