感想川柳「本当に 続編なのか？ と考える」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(．．)

レイブンサイド軍事基地にて人間の遺伝子を勝手に組み替えてしまうウイルスが発生。感染者を収容していた病院は人を食らうリビング・デッドで溢れかえり、手に負えなくなった軍部によって施設は完全に破壊された。時は流れ、再び病院となったレイブンサイド。ある日、外出を許された数人の精神病患者たちが錆び付いた水筒を発見し、一人が誤って開けてしまう…というお話。

一風変わったゾンビ映画ですかね。(；・∀・)

なんと言ってもスタートから主人公達が感染するんですからね。そりゃ人間関係もぐっちゃぐちゃですわ。((((；゜Д゜)))ラストもなんかとりとめも無い感じでごさいます。

それよりなぜタイトルがデイオブザデッド２なんでしょうか疑問。ホントに正統後継作品？(-_-).。oO

壁からゾンビの手が沢山出てくるシーンに怖気付いて当時観れなかった作品、死霊のえじき。
死霊のえじきって書いてないけどデイオブザデットって書いてあるしと思って借りたらリメイク版どころかデイオブザデット2💀死

かつてロシア軍から持ち込まれたウィルスはある地域一帯を壊滅へと追い込んだ。それが再び精神病院で蔓延してしまうという話。

ウィルス拡散装置から空気感染した者は知能と感情をキープ、人肉への欲求もコントロール出来る人もちょっと居る。そして彼等でテレパシー可能（笑）
噛まれたり傷口から感染した者は人肉を欲するだけのゾンビと化す？
性行為無しに妊娠したゾンビの子、産まれるとこ見たかったなぁ。

紛らわしい編集により一度巻き戻したのが悔しい💨が、虫の居処がいい昼下がりに期待せず観ればいけなくもない。
それよりTSUTAYA、なぜコレがあるのに死霊のえじきを置いてないのだろう…

2020 2 レンタル

1968年、レイブンサイド軍事基地で人間の遺伝子を勝手に組み替えてしまうウイルスが発生。感染者を収容していた病院はゾンビで溢れかえり、手に負えなくなった軍部によって施設は完全に破壊されるが…というストーリー。
2008年の「死霊のえじき」のリメイクの「デイ・オブ・ザ・デッド」の続編ではなく、勝手に「死霊のえじき」の正当な続編として作られたゾンビ映画です。
時は流れ現在、精神病院となったレイブンサイド。ある日、外出を許された数人の精神病患者達が錆付いた水筒を発見する。夢想病を患うアイザックは、絶対にその水筒を開けてはならないと主張するが、仲間の一人が誤って開けてしまう。中にはかつて基地から持ち出されたウイルスが入っており、再び感染が拡大してしまう、という内容です。
本国アメリカでも総スカン喰らった事でも有名な作品で、日本でリリースされてからも悪評ばかりの作品ですが…
冒頭、病院内に蔓延るゾンビ達や生存者を駆けつけた軍隊が次々射殺していき、また襲われたりする場面はゾンビ映画らしい始まりですが、そこから「5日前」のテロップが出た後は、精神病院を舞台にした患者達の人間ドラマが展開されていき、終盤までゾンビが出てきません。「5日前」のテロップ出したから、冒頭の事件の過去を描くのかと思いきや、冒頭の事件で持ち出された水筒はボロボロになってるし、舞台も現代になっています。その後、「4日前」「3日前」と進行して「昨日」で終わりますが、一体いつの「5日前」かは最後まで解りません。
誤って水筒を開けたことからウイルスが漏れ出し、主人公達は感染してしまいますが、すぐにゾンビになるのではなく、最初に感染したものは思考能力も言語機能も失われないまま、薄皮が剥がれ、睡眠や食事をとらずにゆっくりとゾンビになっていきます。ただ、彼らに噛まれたりして感染した者は一気に症状が進行して人を襲うようになります。最初の感染者は感覚や思考を共有するようになるという設定は面白いですが、物語に効果的に活かされているとは言えないですね。感染したヒロインが何故か妊娠して、最後にお腹大きくなるけど結局何が生まれたのかもわからないし。
冒頭で登場するゾンビ達はほぼノーメイクですが、後半で噛まれて感染した看護士はグチャグチャの毒々モンスターみたいな赤い肉塊みたいな姿になるのは気持ち悪くて良いですね。手首千切り取ったり、内蔵引きずり出したり、千切り取った生首や手首を喰ったりとお食事シーンやグロ描写はそれなりに出てきます。
前半の患者達の日常を描くドラマ部分は何も起こらず退屈ですが(役者陣も下手で最初誰が患者で誰が医者かわかりませんでした)、患者達がドンドンゾンビになって病院内で暴れまわる終盤15分くらいはゾンビ映画としてはそれなりに見所あると思います。病院の職員だと思ったやつが冒頭の事件でウイルス持ち出した男の子供で事件の真相が語られる下りは唐突過ぎるだろと思いましたが、肝心の解決法語る前に襲われる所は意地悪い感じで良かったですね。最初に感染した者のうち、三人はアッサリ理性捨てて人喰いだして、一応主人公？のアイザックと恋人エマ、医師ドンウェンは何とか理性保ち他の生存者と協力しながら事態何とかしようとする展開も個人的には悪くなかったけど、最後はブツ切りエンドというか、アイザックが自分を撃ったことで他の第一次感染者たちに何が起こるのか描かれないまま終わるのは消化不良すぎでしたね。前述のようにヒロインから生まれるのが何かわからないままですし。病院から外に溢れ出したゾンビ達が住宅地の人々襲うパニックシーンは正直ショボかったな。過去の事件知ってるらしい博士が軍の指揮官と思われる人物に電話してて、逆探知されてたけど、結局軍は現れないまま終わったな。
結局「5日前」というのは「死霊のえじき」のゾンビで溢れた世界になる前の「5日前」という事なのかな？だとしたら前日譚的な内容だったのか。ただ、「死霊のえじき」と関係ある要素は台詞でフロリダの軍事基地と出てくるくらいですね。
演出に演技に脚本もまあ酷いっちゃ酷いけど、そこまで凄い最低というレベルには感じませんでしたが、「死霊のえじき」の正統続編謳わなきゃC級ゾンビ映画レベルで評価されてたんじゃないかな。まあ、自分からその看板背負ったわけだから同情の余地ないけど。
勿論、ロメロファンや「死霊のえじき」に惹かれた人は見ちゃいけない作品ではあります。それを外したらゾンビ映画としてはまだ見れないことはないと思うけど、それは無理な相談ではありますよねぇ…