脚本は子供向けながら大人でも退屈せず笑え楽しめる数少ない映画だと思う。色使いも巧みで熊のアニメーションと実写が違和感なく溶け込んでいる。ずっと温かい気持ちになれるのはBen WishawがPaddingtonの声を担当しているからか。
Paddingtonを受け入れる家族、Mr.Brown(ヒュー・ボネヴィル、ダウントンアビー)やMrs.Brown(サリー・ホーキンス)叔母のMrs. Bird(ジュリー・ウォルターズ)ら名優達が脇を固めているのも心強い。ヒュー・ボネヴィルの女装シーンはこの先これが最後かも。
ウィットやドタバタもユーモアがあり幸せな気分になる。鑑賞後Paddingtonのぬいぐるみとマーマレードが欲しくなる。