Mee

パディントンのMeeのネタバレレビュー・内容・結末

パディントン(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪役がハッキリしててストーリーラインもテンポが良くてすっきりしているのでとても見やすいし、何より最終目的を序盤にはっきりさせているので分かりやすい!

しかしここまで分かりやすくしていると、子供向け作品としてある程度まで育ってしまったら楽しめないと思いきや!!
しっかり面白い!!

魅力的な登場人物たちに可愛い小物に色合い、撮り方も大好きだ〜〜〜😆💕
まるで絵本の世界をそのまま映画にしたような、可愛らしさと優しさに溢れた映像だった。
『魔法にかけられて』を彷彿とさせる現実世界とアニメーションの完全な融合、素晴らしい。

あと客観的に見てる作品だなあと思った。
理想としては種族が違うとしても温かく歓迎して上手いことハッピーエンドだろうけども、現実には人種の違いでさえ諍いが起こるのに、ましてや自我を持った異種族との共生は困難を極める場合が多いんじゃないか。
という所できちんとパディントンに困難を与えているし、兵隊と居合わせた時も優しくこちらに迎え入れて食べ物を与えてくれる兵隊もいれば有無を言わさず追い出す兵隊もいる、という所をきちんと描いてるのが良い🙆‍♀️

『ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル』を思わせる演出と音楽など、ちょっとした小ネタやラストの怒涛の伏線回収が素晴らしすぎた、、、👏
最後の力技ハッピーエンドも好き😂😂
みんな幸せでいいねえ🥰
締め方も良い!
みんな変わってるってことは、みんなが溶け込める。
僕はクマだ、自分の姿に自信を持とうという素敵な教えをいただいた🎬

そして声が!
パディントンめっちゃ良い声と思ったら松坂桃李かい!!
ずっと聴いてたい。
Mee

Mee