アメリカン・スリープオーバーの湯っ子のネタバレレビュー・内容・結末

夏、中学生たちのお泊まり会。アメリカにはこういうイベントがあるのね。
私は修学旅行とか、部活の合宿とかを思い出したなぁ。部屋に乱入してくる男子とか、夜中にふたりで落ちあうとか…あ〜、青春の思い出だなぁ、懐かしい、甘酸っぱい‼︎

この映画がいいのは、まず中学生ってところ。異性に興味はあるけど、まだまだ好奇心が先走ってて、実際ふたりきりになったらどうしたらいいのかわからない感じ。最終目標がキスってところもかわいい。それと、よくある青春もののように、イケてるグループ対イケてないグループみたいなのじゃないのもよかったし、ルックス的にもほんとにフツーの子ばっかりなのもよかった。
セリフも少なくて、表情、視線、間で彼らの感情を切り取る演出も好き。

顔ピアスのショートヘアの子が、年上の彼とのキスを断るの、よかったな。あそこで断れたことで、あの一夜を宝物にすることができたと思う。あの子はきっと、いい恋ができるんじゃないかな。ちょっとオクテな感じのメガネの女の子ともずっと仲良しなところもいい。

かわいい双子ちゃんを探してスリープオーバーにやってきた彼、私も双子の片方の子と同じくドン引きしたけど(でも本当に彼に気があったのはそのドン引きしてた子だよね？)あの駆け引きは面白かった。


アメリカでもこっくりさんってやるのね。