ねるねる

ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂のねるねるのレビュー・感想・評価

3.0
「標高8,000メートル以上は“デスゾーン”だ」
「体が少しずつ死んでいく 人間が来る場所ではない」山に慣れた登山家ですらそう言うエベレスト。ヒラリーとテンジンが初登頂を果たしたのは1958年。現在とは装備も比較にならないほど劣っていたはず。

再現ドラマなのにドキュメンタリーかと思うほどの臨場感。最大の難所、ヒラリーステップを越えても頂上はまだ遠い。強靱な体力と精神力に加えて、運も明暗を分ける。

エベレスト山頂はまさに絶景。見渡す景色がすべて眼下にあり、地球上でこれ以上の高みはもうない。そこに立った人だけが見ることのできる世界を疑似体験できるだけでも、一見の価値ありだった。
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