「I love you all 」
人によって捉え方が白にも黒にも変わる映画でした
ネタバレ注意
見る前は笑えるコメディ映画なのかなって思ってましたが全然違いましたね笑、とてもシリアスなヒューマンドラマでした
フランクは全てを皆を愛してるということが砂漠やライブ会場、森林など様々な場所を見せることにより歌詞により重みが出たと思います
この作品では主人公がフランクに対して壮絶な過去を持っていてそのお陰で才能があると終盤まで思いこんでます。そして観客の自分も疑うことなく最後まで期待してました。しかし、実際は悲惨な理由や過去などがなくて主人公と観客からしたら肩透かしをくらうようでした。
だけど、これって今の自分達と似てるなーと、主人公は凡人として描かれていて才能がないんだけど環境のせいにして自分には才能があると思い込んでる、悪い意味で共感できる人とか多いと思います(自分は傷みました、)。
フランクは被り物をしていないと他人と関われないだとか自分のことがわからなくなってしまったりだとか、これも自分達を写すものだなと思います。
風邪でもないのにマスクを着けている人だったり、いつの間にか人と面と向かって自分の意見を言うのが怖くなってしまう人とか色んな人に共通すると思います。
結局人は人なんだなーと、皆似てるようで違ったり、違うようで似ていたり、、
深い！！
物語自体に起伏は少ないんでつまらないと思う人も多いと思いますが超オススメします！
