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不倫純愛のdaiyuukiのネタバレレビュー・内容・結末

不倫純愛(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

失踪した人気作家。妖艶なその恋人。背徳の性愛に仕掛けられた罠。 出版社編集部で編集長として働く辰波京介(津田寛治)。やりがいのある仕事、美しい妻の真知子を持ち、充実した日々を送っているように見えた。しかし、妻は愛しているものの、15年を超える結婚生活は倦怠期を迎え、夜の営みが重荷となっていた。そんな折、新進気鋭の作家・岡セイジ(河合龍之介)の自宅を訪れ、セイジの恋人・川島澪香(嘉門洋子)と出逢う。彼の小説は常に彼女をモチーフに書かれており、その想像を超える美しく妖艶な姿に、京介は惹かれていく。そして、突然失踪したセイジを共に探すうち、ある出来事がきっかけで肉体関係を結んでしまう。背徳と知りつつ、性愛に溺れていく二人。しかし、その裏にはセイジの策略があり、魔の手は京介の妻・真知子へと伸びていた。
新堂冬樹の同名小説を原作にしたエロスノワール。
ベストセラー作家岡セイジの新作を雑誌に掲載したい打算とセイジの恋人川島澪香に対する憧れと欲望から澪香との不倫に溺れる編集者京介、恋人セイジのために京介を罠にハメるが一人の女として京介に惹かれていく澪香、小説作りのために罠にハメることも厭わないセイジのラブゲーム、京介に惹かれながらセイジの恋人でもいたいけど京介は川島澪香の奥にある本当の自分を見てくれないことへの川島澪香の葛藤、嘉門洋子の美ボディが楽しめるラブシーン、文壇を舞台にしたエロスノワール。
尻切トンボのラストが、惜しい。
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