ランボーでありたい

ヘラクレスのランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

ヘラクレス(2014年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

50音映画鑑賞マラソン 第31回 『へ』
WOWOW録画で再見
ヘラクレスの英雄譚は事実かそれとも・・。
監督ブレット・ラトナー。主演はドウェイン”ザ・ロック”ジョンソン。

劇場で見て『こんな話だったのか?!』と結構ビックリした作品。「ゴッド・オブ・ウォー」の後追いみたいなギリシャ神話で派手に遊ぶ作品には飽き飽きしていたところだったのでこれは全然あり。いい意味で予想を裏切られました。未見の方は予告以上の情報を入れずに見たほうが良い作品だと思います。

本作の特徴はヘラクレスの数ある伝説は、実は”従者の手助けで成り立っていた”という話って事でしょう。
ザ・ロック演じるヘラクレスを筆頭に、頼れるスパルタ人、十字槍使いの預言者、紅一点の美しきアマゾネス、コナー・マクレガー激似のバーサーカー、それと話を誇張して語れるハッタリ話作りが上手なヤツ。総勢6人で1人のヘラクレス神話を作り上げていたみたい。大変面白い新説です。
それぞれが特徴のあるキャラクターしているので、トルキア以外の地方巡業とかいくらでも話作れそうな雰囲気。メンバーチェンジや補強をしてもいいから2、3とどんどん作って頂きたい。エンドロールの『もし本当にヘラクレスチームが怪物と戦っていたら?』っていう”ifバトル”も結構かっこよかったです。特に見たいものない時には丁度いい湯加減のアクション映画。