Nob

砂上の法廷のNobのレビュー・感想・評価

砂上の法廷(2015年製作の映画)
3.5
最後の最後にドンデン返しという王道の法定サスペンス。公明正大であるはずの法廷が、脆く崩れやすい砂の上にあるという皮肉を込めた邦題もセンスを感じる。

見ている途中で何通りかオチが想像できるのだが、それでもなお裁判シーンと回想シーンをうまく織り交ぜながら、最後までしっかりと視聴者を惹きつける演出がなされている。レニー・ゼルウィガーもいい歳の重ね方をしていて、若い時とはまた違った美しさを放っていた。

上映時間もコンパクトに纏められているので、法廷ものが苦手な方にもオススメの一本。
Nob

Nob