ゆみモン

実録不良少女 姦のゆみモンのレビュー・感想・評価

実録不良少女 姦(1977年製作の映画)
2.0
藤田敏八監督の日活ロマンポルノ。
想像していたよりは、ストーリーらしきものはあった。
15歳で初体験、家出、売春、退学、同棲。16歳で出産。クスリ、喧嘩、カツアゲ…。港マコの自叙伝とも言える『横浜ざんげ録』を映画化したもの。

マコを演じた新人の日夏たよりがいかにも素人なのが、かえってリアルで「実録」感があった。
垢抜けない顔、少女のような身体つき…それなのにやることは凄絶で、それがかえって痛々しい。
内田裕也はクズ男がハマり役。
内田裕也が監督に推薦したという、俳優に転向してまだ年数の浅い岸部一徳が初々しい。