このレビューはネタバレを含みます
【三部作、それは勇気か、
ただのバカか】
制作費をかけて作ったワリには、面白くなかった・・・・。
設定は面白いし、好きな俳優さんも出ていたりするのに、
ああああ・・・・生かされていない。
全く、生かされていない。
醍醐味の迷路は、迷路かどうかもよく分からないし、
意外に簡単に脱出したりする。
機械の蜘蛛の場面は、何だか、蜘蛛と壁が重なりすぎて、
しかも暗いので、何が何だか分からない。
よって、全然、怖くない。
この蜘蛛に噛まれたら、ゾンビみたいになる・・・
ってのも、この辺は、見飽きた設定。
納得のいかない点も、あげればキリがない。
蜘蛛に刺された男を、迷路に放り出すくせに、
アイビーは、何故か、死にもの狂いで助け、一緒に戻ってくるし、
ギャリーが、一人で迷路を抜けてくる・・・しかも、
もの凄い速さで。
いやいや、アンタがメンズランナーになれたやろ・・・みたいな。
そもそも3年で、あれほどの迷路を把握することって出来るもんなんやろか。
っていうかさ、
男だけの世界で、あそこまで、平和な世界ってのもね~。
あんな所に、私のトーマス・サングスター(ニュート)様がいたら、
もう、大変だと思うけどなぁ。
最後に女子がやってきたのに、みんな紳士的なのも、然り。
そして、もう、はじめから最後まで、
主人公のトーマスが、イラってするのよね(笑)
私だけ?と思ったら、
横で観ていた1年生娘も、
「この人、腹立つ・・・」って、さすが親子。
苛立つツボが同じだったみたい。
あの好奇心旺盛さが、なんか、腹立つのよ。
ともかく、この映画の収穫は、
トーマス・サングスター(ニュート)様でしょう。
「ゲーム・オブ1・スローンズ」でジョジェン役をしてました。
美しすぎるその美貌・・・・
そして、成長を遂げた
ウィル・ポールター(ギャリー)
夫が、「こいつ、どっかで観たことあるんやけどな~もの凄い、アホな役やった記憶だけはあるねんけどなぁぁぁぁ」と悩んでおりました。
そうそう。
おバカ映画「なんちゃって家族」のアホの弟役で出てました。
すっかり、大きくなったけど、顔そのまんまで笑えた。
という事で、謎残しのまま続編始まりますが、
しかも3部作なんだよね。
冒険するなぁ~・・・・ってか、映画本編でもっと冒険しろよ・・・みたいな。
勿論、観にいく予定はございません。
そして、多分、DVDでも観ないか・・・・
いや、トーマス・サングスター様を拝みに・・・・観てしまうかな。