HARUSUI

メイズ・ランナーのHARUSUIのネタバレレビュー・内容・結末

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

新シリーズの宣伝のため、レンタル店で目にとまりやすい場所に置かれ、気になっていました。
その策略にはまり、鑑賞しました。
SFコーナーに置いてあったので、気分はSF。アクションではないらしいです。
はじめ、迷路に送り込まれた新入り青年のオーラが薄過ぎて、主人公ではないと思っていましたが、この新入り中心に話が進み、あ〜なるほど、この人が主人公なのねと納得。
そして、この新入り、結構空気読まない感じです。自己欲求のためには、仲間のことは考えない。もしくは、特定の仲間を思い過ぎて、他の仲間を危険にさらす等等。
ともあれ、発想は面白く、展開も早いため全く飽きません。
おもしろい、引き込まれる。結局この謎の機関は何だろう。少し古い映画のCUBEにも似ているような…
原始人並みの生活を仲間同士ワイワイやりながら過ごし、グリーバーとやらと戦いますが、のほほーんと観ていられます。
他の仲間たちからの言い伝えでは、最初、グリーバーはとてつもなく強い怪物?みたいなものだと思っていました。
実際は、何か小さくないか?そして、意外に弱い?と言う感想です。
時間費やしてハイテク迷路造った割にはウィケッド、どうしたのでしょう。
あと、残り1/3で登場するテレサ、自分の中では納得できません。
ここまで、少年や青年達で頑張ってきたのだから、女性の投入は止めて〜と叫びたい気分です。
恋愛がらみの話にされると、この映画は台無しになる!
ですが、シリーズ化されているようなので、テレサの登場はこの先もあるのでしょう…
疑問。主人公だから仕方ないけれど、突然の新入りが、何故リーダーずらしているのか?人望も厚くないと思われ、リーダーシップが取れるような人物でもなさそう。
リーダーシップより、無理強い感が否めません。
原作では、もしかしたら皆に慕われている人物像なのかもしれませんね。

ニュートとミンホが良い活躍で、格好良いです。
この二人を観るため続編も観ます。
ラスト前までは、予想以上のおもしろさでした。
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