seapoint

アウェイデイズのseapointのレビュー・感想・評価

アウェイデイズ(2009年製作の映画)
2.5
地味な男の子ほど不良に憧れるか。令和の今は典型的な不良ってイメージが湧かないし、憧れもない気がする。熱量が低い。スポーツとか強い男性は永遠に羨望だけど、一体あれは何なんだ。マフィアといった悪事で生計を立てているっていうこともなく、一応リーダー的な人間も子持ちのパパである。強いて言えば彼らはストリートギャングか。サッカーの応援にかこつけて対峙が多いが、個々がいかにそのグループに貢献できるか、異様である。誰一人として鎮静な人物はおらんのか。カーティ、念願のグループの一員として浮かれるが、結局グループが空っぽって気づいてしまったもんなぁ。若さとノリでは何も得られない。むしろ時間を無駄にしたか。無駄にしたからこそ、案外したいことが浮き彫りになるのかも知れないな。カーティとエルヴィスが当然フォーカスされるが、個人的にはBabyに魅かれたけど。間違いなく悪道まっしぐらだわ。
seapoint

seapoint