tomoo

ドラフト・デイのtomooのレビュー・感想・評価

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)
3.5
NFL好き目線からの感想は少ないと思われるので、NFLファンからの感想です。
なんといってもリアル感満載なところがこの映画の楽しさでした。
出てくるNFL名や大学名がリアル。本物のチームが実在。ウィンスコンシン大やオクラホマ大学はアメフト名門校なのでいかにも良いドラフトに上がる選手がいそう。
クリーブランドの設定がリアル。毎年、下位に甘んじているのでドラフトでは上位指名ができるというありそうなチーム設定。ドラフト上位のチームも弱めな感じのチームが選ばれている。常勝ニューイングランドとかは全くでてこない。
出てくる人物がリアル。グッデルコミッショナーをはじめ、解説のディオン・サンダースやチャッキー。リッチーも出演してる。かつての名ラインバッカー、レイ・ルイスとか。クリーブランドのオーナーやコーチ陣の面々もいかにも実在素そうなキャラクターが選ばれている感じがする。
というわけで、映画がまるで現実のドラフトかと錯覚してしまう。
実際にウォールーム(作戦会議室)では、10分の間に電話で駆け引きしているらしいとは聞いていたが、ああ、そんな感じなんだろうなと思ってしまう。さすがに映画ではうまくいきすぎているけどね。
今後も毎年ドラフトを見るのが楽しみになりました。

それにしても、まるで株やボードゲームで取引しているかのように、選手や指名権順位を取引きして、さらにそれをショー化して儲けちゃえってしちゃうところがアメリカらしい。見てる分には面白いけど。
tomoo

tomoo