ねぎおSTOPWAR

キッチン 3人のレシピのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

キッチン 3人のレシピ(2009年製作の映画)
4.0
これね、男が”いわゆる男”っぽくないんですよね。
世の中全ての男を代表するつもりはないんでw、違う感じ方する人いると思いますが、少なくともわたしはそう感じています。

これは「結婚前夜」「ニューイヤーブルース」と恋愛群像劇を続け、「あなた、そこにいてくれますか?」を監督したホン・ジヨン監督の長編1作目。製作会社は(わたし的には)お馴染みの秀FILMです。ミン・ギュドン監督のサポートをするために起業し社長となったのは弟のミン・ジンス。でこの会社、女性監督を多くサポートしています。・・ホンジヨンさんはギュドン氏の奥様です。

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上記した今作の男への違和感って・・
女性がね、よく男性監督の映画観て「ほんとの女はこんなんじゃない‼️」って言ってるのを何度となく聞くわけですけど、そういう感じかな😆
特にまあ浮気っていうかパートナーが自分以外の人間と特殊な関係になった場合、男ってまず女を責めるもんですよね⁉️で、女性の場合にはもう一人の女性に意識が行く。
今作だととりわけそのあたりが・・🤣

まあ一方でシン・ミナが演じるモレという女性はあまり見たことないキャラクター!
とっても魅力的です。まるでフランス人みたいです。
「好きになっちゃったらしょうがないじゃない」とかね、いやあ男としてこんなこと言われたら頭くらくらしちゃうと思いますが・・w


そもそも・・
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1組の幼馴染から結婚した新婚夫婦の住まいに、フランス料理の若きシェフのドゥレ(チュ・ジフン)が同居することに!
夫が仕事を辞めてシェフになる予定。日傘専門のデザインと販売をしているのが妻モレ。実はモレはドゥレに出会っていて行きずりの・・
そんな3人はどうなっていくのか・・
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なんかね、
女性が撮る「明日に向かって撃て」って感じ?
わたしにはとーっても面白かったですよ!!

もっと評価されていいと思います。



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