ザ・スリルのOneEyedJOKERのレビュー・感想・評価

ホラー界の新星、E・L・カッツ監督によるシチュエーションスリラー。

題名の通り『スリル』をテーマにしていて、登場人物が悪い事をしてスリルを味わう所を描いた作品なのだが、一言でいうならば『不快』な映画だった。

いくら金に困っていたとは言え、そこまでするか？とも思えるし、その『ゲーム』は
あくまで金持ちの暇つぶし的なもので動機も薄っぺらい。

主人公にも同情すら感じず、嫌悪感さえ生まれてくる。

大手を振っておススメ出来るような作品ではなかった。

鑑賞後のこの感情はどこへ向ければ良いのだろう…。