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レッド・ウォーター/サメ地獄のesuranのレビュー・感想・評価

2.4
とりあえず人間と人間の争いが8割を占めていて、サメちゃんが脇役的扱い。その割には水中でサメと人間が同居(えーと映像で一緒に映り込むという意味で)するなんてサメパートはなかなかの出来栄え。(ラストのあたりで質感がめちゃ変わるので萎える)

とにかく人間同士の争いが長い。そこだけで見せるにしてもパンチがなさすぎてだからこそサメに頼ったのかなという気もしないでもなかった。

個人的にはラッパーのクーリオの出演で、ディープブルーのLL COOL Jがちらついた。(予算規模全然違うのにスミマセン)。で、クーリオがヒップホップジョークを飛ばしてるのがハイライトだった。アイスという役名なんだけど、劇中でアイスTって言われたりアイスキューブって言われたり、どちらも役者もこなしたラッパーさんなんだけども…「ぅおい!今度クソみたいな名前で呼んだらぶっ殺すゾッぉ!」とかいうヒップホップジョークは、笑えるよ()

サメ映画は振り切っているほうが面白いし、わりと普通に見れちゃう中途半端なクソ具合だったので評価は難しいです。
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