レモン牛乳

グリーン・インフェルノのレモン牛乳のネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

過激な描写があるから耐えられるか見てご覧と言われ鑑賞。
たしかに過激だったけど、負けないくらい内容も濃くて満足。
文化の違う民族と対面した時のよそ者の扱いは、差別や区別を通り越した全く別の生き物としての扱いそのものであったのか、供物が降ってきた感覚だったのか、得体の知れない気味の悪さを感じた。常識とは18までに集めた偏見のコレクションだという言葉を聞いたことがあるが、まさにその通りだと思う。人を喰らうことが常識の民族。それが禁忌の民族。信仰の平等を真に求めた時に全く相容れない。相容れないもの同士が共に生きることは出来ないのかもしれないという絶望に、助けてくれた少年の存在があった事で一抹の可能性を感じつつ見終えることが出来た。