mito

アクトレス 女たちの舞台のmitoのレビュー・感想・評価

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)
2.8
ベテラン女優が自らの出世作となった舞台に数十年ぶりのカムバックのオファーが。
しかし、主役である若い女性ではなく相手役の熟年女性役のオファーだった。
その事をきっかけに彼女自身の女優としての、女としてのプライドと自信が揺り動かされる。

前半はマネージャーを演じるクリステン・スチュワートと大女優演じるジュリエット・ビノシュのセリフ練習が大半を占める。
所々役どころと、この二人の関係性がシンクロする様は面白いのだが、他に事件が特に起らないので退屈に感じる事も多い。
ただ、セザール賞を受賞しただけあってクリステン・スチュワートの演技やキャラクター付けが素晴らしい。
というか、やっぱり美人だね(笑)マネージャーという事で華やかな格好はしないんだけど、ダサカッコいい感じと急にティーバッグで半ケツ出したりと性的に絵になる。

正直、大女優を脅かす若い女優役が彼女でも良かったのでは、と個人的には思った。クロエは年齢的にも醸す雰囲気もまだ幼い感じがあるんだよなぁ。
クロエは最近、役の幅を広げたいのか、余り自分に合ったタイプの役をやらない印象。
mito

mito