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アクトレス 女たちの舞台のMcQのレビュー・感想・評価

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)
3.7
オリビエアサイヤス監督作品。

ベテラン(ジュリエットビノシュ)と若手(クロエ&クリステン)それぞれの魅力が集い、女性の多くが意識するであろう若さと老い、心の葛藤を切なくも美しく描き出す。

大女優マリア(ジュリエットビノシュ)に、かつて自身が演じた舞台劇、「マローヤのヘビ」の再出演の依頼が掛かる。

ところがその配役とは、、
過去に演じた若いシグレット役ではなく、シグレットを破滅に追い込む老いた女性であるヘレナ役であった。

女優として老いた女性を演じる事への抵抗、葛藤、若さへの執着、、その果てにあるものは。。

「野いちご」や「オープニングナイト」とどこか似たような部分もあるけれど、あくまでオリビエ監督流に同様のテーマを描ききったという印象。

ジュリエットは1章ではまだまだ美しい!と思ったものの、2章に突入して短髪になると、おや??
と感じてしまった。
英語を話しているのも違和感が、、

クリステンはトワイライトシリーズの新星アイドル的なイメージがあって、あまり興味が湧かなかったけど、同監督2作でかなりのイメージアップ。
キャラ的には「パーソナル〜」と被るところがあったけど、どちらも知的な不良っぷりが魅力的。

何気に出演作観てる事に気づきました、、意識してないとこうも印象に残らないものだなと(^^;

テレビ出演してる時のクロエのビッチキャラはツボでした。
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