ルマンド

フューリーのルマンドのネタバレレビュー・内容・結末

フューリー(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

育ちのいい子が兵士になって、最初は人を殺せなかったのに、仲間と共にするうちに、相手の軍と戦い、軍人になってしまった。でも、5人の仲間たちと行動を共にするうち、戦って人を殺すことが、なんとも思えないくらいになったとしても、それでいいのか、いいわけないんだというジレンマがそれぞれの5人の中にもあって、それが表情や仕草でわかるのが辛いところだった。

最後米軍の兵士の「お前は英雄だ」という言葉は皮肉だ。
戦争に正義はない。

こんな時にも「音楽」が光ってた。
生きるために必要ではないかもしれないけど、音楽で心を癒すことや、戦ってばかりの昔だったら目も向けなかった戦争映画を観るうちに、大切なものがわかってくる(ような気がしてる)。惨くて、残酷で、辛いけど、公開当時に観てたら、今の自分は違っていたかもなって思った。
ルマンド

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