第四次世界大戦後の地球。新種のウィルスの影響により、人類はわずかな人々を残して凶暴なバイオゾンビへと変貌していた…というストーリー。
ブレイク・カズンズ監督が製作・監督・主演を務めたゾンビ映画です。
キューバの孤島にある原子力発電所の地下にある核シェルターを目指してアメリカ大統領の家族を始め生存者を乗せた飛行機が数マイルを残す所で墜落。奇跡的に助かった大統領の護衛を務めていた元特殊部隊のジョンら数人はシェルターを徒歩で目指すも、墜落で死んだ人々がゾンビと化し襲ってきて次々命を落としていくという内容です。「デッドライジング」パクったタイトルとジャケットからクソ映画だろうと期待値を下げたせいかそれなりに楽しめました(笑)ただ、これ完全に監督の俺様映画ですよね・・・(主演もしてるし)やたらかっこつけてゾンビ倒すし、カメラに向かってキメ顔するし、モノローグ多いですし、凄い自分に酔ってんな～というのが伝わってきます(笑)
ストーリーはあって無きが如しで、廃工場跡のような場所で主人公ジョンが生存者守りながらひたすらゾンビと戦ってシェルターめざします。しあｋしこのジョン自分でも言ってますがかなりマヌケで、ちょっと離れたすきに守るべき大統領夫人と息子をゾンビになってしまいます。残った美幼女トレジャーちゃんも守ろうとするけど消えちゃうし。まあ、大統領の息子とトレジャーちゃんも勝手に動き過ぎだけど。
ゾンビはノロノロゾンビで、顔を白や黒く塗ったゾンビメイクや銃で撃って頭部破裂させたり、腕や胴体を切断したりといったゴア描写は頑張ってますが(特殊メイクじゃなく安いCGですが)、ゾンビとの戦いに緊迫感はありません。最初は銃で、弾切れしてからは廃工場跡にある廃材やフライパン、ハンマーや拳、そして後半何故か民家にあったソードを使ったりとゾンビバトルには変化を付けようとしていますが。「死霊のはらわた」を彷彿させるような腕だけのゾンビがひょこひょこ動きながら襲ってくるシーンはユニークで良かったですね。しかしアイツ腕だけの癖に妙に頭いいな(笑)ゾンビの数はこの手の作品にしては結構多めでそれは良かったですね。
途中墓地のシーンで日本の墓石並んでて墓碑に「山口県」と書いてましたが、これはハワイか何処かの日本人墓地でロケしたんでしょうか?
後半で入り組んだ通路の中でゾンビの群れがゆっくりながらぐわぁっと迫ってくるシーンは中々いい感じでしたね。ただ、本当にずっとゾンビと戦って逃げての繰り返しで流石に後半は単調に感じて飽きてくる所はありましたね。
女優陣はこの手の映画にしては皆美人でスタイルも良かったですね。トレジャーちゃん役の子も美少女でした。
ラストもメルトダウン起こしそうになって放射能漏れを止めるために主人公がカッパみたいなものだけ着て向かうのには失笑。何か色々語ってたけどやっぱりマヌケにしか見えなかったな(笑)当然死んじゃいましたが、ラストのアレは新種になったという事か？しかしトレジャーちゃんは主人公に死んだとみなされてからずっと一人でサバイバルしてたのか。一番すごくないか。
それなりに楽しめましたが、オススメはしません。

手が落ちたり頭が吹き飛ぶVFXはいいんだけど、登場人物の言ってる事とやってる事がめちゃくちゃなゾンビ映画


良い点はゾンビが割とたくさん(40体くらい)出てきてゾンビの頭が吹き飛ぶ演出が多いことかな
あと『死霊のはらわた』のように腕だけが襲ってるシーンがある

この映画は演出に特化しすぎてて、展開がめちゃくちゃすぎたので箇条書きにします。
・『弾丸は15発。敵は約40。マズい状況だ』と言いながら貴重な1発を試し撃ちに使う
・主人公に『ここにいろ』って言われた青年と少女が何故かすぐに傍を離れ、直後に主人公の名前を呼んで(はぐれちゃった😢)みたいな顔をしている
・主人公と大統領夫人以外の登場人物全員が1回以上何かに躓き転ぶ
・大量のゾンビを斬り捨てる作中で最も重要な武器『大剣』が、何故か廃屋の床下から理由もなく出てくる
・炉心融解を止めるために主人公が着たのが放射線防護服じゃなくて黄色いカッパ。もちろん主人公は死ぬ。


あと主人公が常にカッコつけようと、うろちょろしてて落ち着きがなかったのも苦痛でした。


ゾンビ達が切り落とされるシーンだけ見返す分には楽しめる要素はある作品

• #なりかけゾンビの記録

すっごく古臭くて下手くそなカメラワーク
心の声響きすぎだろ！
弾もったいないってばよ！
とかツッコミながら見てたら、
いつの間にか見入ってた。
不思議…