オタクが世界を救う『ピクセル』。
ドンキーコング、パックマン、インベーダーゲーム、テトリス、、、。
日本でお馴染みのテレビゲーム、アメリカ風に言うとビデオゲーム。
アメリカが1982年に打ち上げたロケットの中に当時の情報を詰め込んだ映像があって、それをまさか宇宙人が受け取りました、と。
しかもそれらの映像、特にゲームの映像を見て「地球からの宣戦布告」だと受け取りました、と。
だから、地球に対して戦いを挑みに来て、勝ったら地球を侵略します、と。
確かに、宇宙に情報を発信してるのは事実なんだから、そういう受け取り方をされてもおかしくはないよね、のギリギリラインをついてくる。
そこで出てきた昔のオタクゲーマー、アダムサンドラー。
彼が出てくる映画のこの心地よいライトな雰囲気。テンポと言い、ちょいちょい挟む笑い。
和む。
ここに出てくるゲームは俺世代より少し上。
もちろん子供の時にもやった記憶もあるが本当にゲームのルーツみたいなゲーム。
今や多種多様なゲームに溢れ返り、よりリアルな世界観を味わえるが、このレトロで、チープで、パターンの攻略を味わう楽しみのあるゲーム達。
これらが現実世界に飛び出してきただけでワクワクが止まらない。
例に漏れず、オタクほどではないが、家でもゲーセンでもゲームにかじりついて、店長に目をつけられたり、親に主電源抜かれたり、友達に借りパクされたり。
ゲームの思い出は絶えない。
男子のロマン、夢と言って良い。
当時も今もゲームに入れ込みすぎてる奴は少し世間一般から遠い目で見られる傾向は否めないが、そんな彼らが“超”が付くほどの表舞台に立ち、その知識と経験を余すとこなく発揮して世界を救う。
シンプルにして王道で爽快な映画。