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バクマン。のchinaのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
4.0
オープニングのジャンプの説明でこれまでの人気作が登場するのがまずアツいのと同時に、ハイキューとか暗殺教室ってもう10年以上経つんだという驚き。

実写化にいいイメージ持つ人なんて少ないだろうが、これは結構すき。映画館に見に行った記憶ある。
もちろん原作大好き。NHKでアニメ放送されてた頃毎週楽しみにしてたし漫画も集めてた。それでいても好き。
そりゃあ映画用にだいぶ変えられた所もある。かやちゃんの存在すらないし。だけど服部さんの配役以外は結構キャラに近いと思うし、話もちょうど良くまとまってる。2人の活躍をもっと先までみたい人はアニメや漫画にも誘導しやすくなってる。

漫画家がどんな仕事でどれだけ大変かを知るにはうってつけの作品になっている。

そして本作はなんと言ってもエンドロールがいい。これまで見た映画の中でも1番いい。
漫画原稿で主要キャストのクレジット、横スクロールでコマが切り抜かれ実写映像が差し込まれている、本棚に並ぶコミックには実際の漫画のパロディを踏まえつつ作者名のところが制作陣の名前になっていたりと、これほど見ていて楽しいクレジットはない。エンドロールを見る為だけに本編を見る価値があるので是非。
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