なやら

裁かれるは善人のみのなやらのレビュー・感想・評価

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)
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あざとい。良くも悪くもロシアって国を背負って作ってるんだなって感じ。シンボリズムとリアリズムが煮え切らず混在してる感覚がなんか気持ち悪い。市長のヘンテコなキャラ造形がスベってるが、アレは何かのカリカチュアなのか?
ただロケーションはバツグン! ゴロツキたちが夜焚き火してる廃墟化した教会の雰囲気最高!
シーンでいえば、主人公がラビと話して帰宅する時の横移動と、重機で家が壊される所(壊されてる家の中にカメラがある)がかなり良いんだけど、どっちも自分が想定してるより数拍早いタイミングで切られちゃうのがすごく残念。140分費やしといて、物足りなさを残すってムカつく。
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