ジュリアンムーア圧巻の一言。この作品のジュリアンムーアは世間が感じている女優像を見事に演じ切っています。他の作品ではあまり見ない濃いメイクやセクシーな衣装などかなり色っぽさ全開でした。役のためなら、何が何でも！という傲慢さが溢れていたり、表と裏の顔がハッキリしてたり、恐ろしかったです。モザイクかかるくらい男性との絡みもあったり、堂々と下着姿を披露したり、かなり体張ってました。50過ぎても、あの脱ぎっぷりは素晴らしい！妖艶でおっそろしい悪女っぷりは一見の価値ありです。
子役達の演技も、カオスな世界に溶け込んでいました。あの歳でクスリに手を出してしまったり、拳銃で遊んだり、ハリウッドというかアメリカの闇も垣間見れました。
様々な負のエネルギーが漂う、どいつもこいつもクレイジーな奴らの映画でした。結局、収拾ついたのか分からない、もうめちゃくちゃやな。
